ひたすらビワの袋掛け・・・

袋掛けの日々が続きます。実が大きくなるのに袋掛けが追いついていません。

摘花後に雄花や受粉しなかった雌花などを取り除きこんな状態になります。このまま7つの実をつけとくと実が大きくならないので、枝ぶりを見て2つか3つに絞るのですが、例えば赤丸のようにビワの実の産毛がこすれちゃってるものはここで落選です。ビワの実は最後までこの産毛で実を守っているので、産毛がないとそこから病気や虫が入り込み、腐りも早くなります。強風などで近くの葉っぱや枝でこすれちゃうのですね。だ〜か〜ら、早く袋掛けしてね、って事です。

ややっ、これは?虫食いですな。こいつもここで落選。ってかわいそうな気がするけど、もがれた実はビワの木の下へ落とすので、やがて小動物や微生物を経て土に帰り、またビワの木に。また後日掲載するけど、ビワの木の下の土は森の土のよう。古葉が勝手に落ちるのと、剪定した枝葉も全て下に戻しているので、かなりイイ感じです。しかしこの虫食い結構多い。何個か虫食い穴をほじくってみるが見つからず。

いた〜!!!


やっと見つけました!っていうかいるところには結構いた。現行犯逮捕!土の元になってもらいました。袋掛けを急げ、と。