安納芋の蔓返し

屋久島の9月。毎年まだまだ暑いはずだけど、いや日中は暑いんですけど、例年に比べればだいぶましなんじゃないかな。朝晩は半袖短パンでは寒いくらいです。


んで、本日は少し遅いんですが、安納芋の蔓返しです。なんせ8月から雨が多く、晴れの日が4日続かない。「蔓返し」は同時に除草と土寄せも兼ねるので、土が乾いてなおかつ引いた草が太陽熱で枯れてくれなきゃ意味が無い。前回引いた草は、引いた後に雨が降ったおかげで再度根付いてしまったのだ。


畝間に伸びた蔓はどこにでも根を出していきます。これをそのままにしておくとココにもイモを作ろうとしてしまうのです。

ほらね。まだちっちゃいけど、確かにイモになろうとしている。このあちこちに根を出し張り付いてるのを引っこ抜いてしまわないと、ちっちゃいイモをあちこちにつくってまともなイモのサイズは収穫出来ないので「蔓返し」をします。

少々乱暴のような気もしますが大丈夫、イモは強し!

これで観念して株元のイモを太らせる気になったハズです。

蔓をひっくり返し、草とって、土寄せ。今回は全て手作業だったから時間かかった〜。明日には引いた草が枯れ次第、敷き草して蔓を元通りにしてあげます。

分かりにくいかもしれませんが、2畝おきに作業しました。明日は残った畝の「蔓返し」。反対側に蔓を返すんです。それでこの畑の「蔓返し」は完了です。

台風で致命的な揺さぶりを受けた株はやはり生育がよろしくないですが、調子イイやつはけっこうキテます。10月に入っての試し掘りが楽しみですね〜。