あけましておめでとうございます。

 新年あけましておめでとうございます。

今年も皆様に屋久島の恵みをお届け出来るよう、野良仕事の技術と勘を磨いて

且つ自然に耳を傾け、獲るのではなく、獲れるのだ、と謙虚さを忘れず

しっかりとやっていきたいと思います。

どうか2015年もよろしくお願いいたします。

 

一昨年は干ばつ、昨年は大型台風直撃。今年はいったい?

種を蒔き始めて8年目。ようやく種の蒔き時などの作付け体系は分かってきたけど、

月間の降水量や台風は読めず。そのかわり、干ばつや台風が来ても被害を最小限に

抑える為に必要な事が少しずつ分かってきました。


作物は基本的には年に一度しか種まきも収穫もチャンスがありません。失敗したら来年までお預けですから、10年やったって10回しか経験がないのです。今週には枇杷の袋掛けを開始しますが、2月には夏野菜の種まきが始まります。これを計画するのがとても楽しい。僕はかなり細かく作業日誌をつけていますので、そいつを睨みながら作付け計画を練り上げていきます。

 

さて、画像はドラム缶に煙突の図。

そうです、籾殻くん炭製造中です。

今年に入って2回目の製造。このくん炭がいっぱいストックされているだけで心が満たされます。当農園で出る籾殻はほぼ全量くん炭にしています。籾殻にはシイナやクズ米が混ざっており、播種直後にそのまま畑に使用すると鳥がイタズラするし、ストック中にネズミも寄ってきます。くん炭にしてしまえば、その心配も無く、作物の株元に利用すれば保温効果があり、炭なので多孔質で微生物の住処となり且つPh調整も期待できると、いいことずくしですね。