8月末のこと。
早期米の刈り取り、脱穀も済み、刈られた株元からは「ひこばえ」が生えております。
ココ屋久島南部では、ほぼ全くといっていいほど霜が降りない為にい稲は多年草、つまり枯れません。このまま放置すれば12月には再度出穂し、翌年1月には収穫できてしまうのです。
さらに夏には分けつしてまた出穂、と、いったい何年いきるやら?2年目まで観察したことがありますが、その後どうなるやら?
それでは栽培管理が難しいですし、地力が落ち、収量も期待できないので、一旦終了させる必要があるのです。
右に見えるのはこのたんぼで出来た稲藁、カットして山積みの図。
ひこばえを地際から刈って稲藁をカットしたものをたんぼ一面にばら撒きます。
耕耘機にて漉き込み。
いつも言う「土にごはん」。
肥料袋に入った細かい粒のいわばサプリメントのようなものでは決してない、粗大有機物!これがちっちゃい昆虫や微生物の餌となり、今後の豊かなたんぼの土の元となっていきます。
この後時間をおいて2度か3度かき混ぜれば、だいぶ土に馴染みます。
9月初旬。
8月中旬に蒔いた大豆と小豆の様子。
向きが逆ですが、最近。
台風が来なかったのと、やはり水田跡地に向いてるんでしょうか?特に小豆は絶好調です。
昨年は自家採種分がやっとでしたが、今年はぜんざいが食えるかも?
左手には大麦とレンゲを蒔いたところ。
大豆の発芽しなかった空いているところには秋冬野菜が蒔いてあります。
こちらはジャガイモ。
9月中旬に伏せ込んだジャガイモが芽生えてきました。今年は気温が下がるのが早いので賭けでしたが少し早めに栽培開始です。
年末か年明けには収穫かな?
乞うご期待!
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