2013年 安納芋 無農薬無肥料 栽培履歴

サツマイモは4月に、昨年取れたイモを種芋として植えると、5月にはツルが伸び始めます。そのツルを切って植え付け、活着したのち、根が肥大しイモとなります。

イモ畑。6月に植え付けたツルが無事活着して繁茂を始めた8月の様子。この時点ではまだまだイモは太りません。この畑はヨシっていう難攻略の草がひっきりなしに生えてきて、イモが負けそうになるので炎天下のなか草を刈っては敷き、刈っては敷き、の繰り返しでした。

ご覧下さい、一部ヨシが占有しつつあります。これをほおっておくと、ヨシが優勢となり、イモの生育が落ちます。当農園では除草剤は使用しませんので、カマで刈り、出来るだけ次にはえてくる草の勢いを弱めるために、イモの株元に刈った草を敷いていきます。

左上部の6月植えのイモは草を制しいよいよ繁茂期です。まんなか辺りの畝は、7月に降雨量ゼロだった為、植え付けられず、8月に植えたばっかり。屋久島なのでそれでもなんとか育ちます。

11月の様子。イモのツルで踏み場がありません。

さあ、いよいよ芋掘り!当農園ではイモを傷つけないように、ひたすらスコップ一丁で!株ごと丁寧に掘ります。傷がつくとそこから腐りやすくなりますので。

収穫したイモはしっかり陰干しして、暗所で保存。いま食べても美味しいけど、やっぱり2ヶ月たってからの完熟安納芋にはかないません。