こんにちは〜。おかげさまで、今年もたんぼ仕事が始まっております。昨年は台風の影響でなんもかんも収量少なく、お米もそう。このままでは例年の9月収穫まで「ぽんせん」の材料が持ちそうにありません。
今年は意を決して早期米にチャレンジです。
当農園は例年ですと、今頃種播き、5月中旬以降田植えをします。しかし屋久島や九州南部の西南暖地では、3月下旬田植えの7月収穫、それを早期米といいます。
まだまだ気温が低いので心配です。
前日に田おこしが済んでおります。下に見えるのは当農園のエース「こまめ」!
2馬力ながらそれ以上の仕事をします。昨年は地主さんにトラクターで起こしてもらったのですが、今年はこまめに頑張ってもらう。
この畑は昨年サツマイモを栽培し、収穫後、冬に隣の田んぼの藁を拝借し、鋤きこんでいる。トラクターでジャブジャブ入水して、ロータリーで撹拌すると有機物が浮いて流れていってしまいます。じっくり有機物に水を染み込ませて少ない水で荒代かきをすれば、って魂胆です。
どーっです!狙い通りです。
有機物の流出は最小限に抑えられました。
なんせ無肥料栽培ですから。土の餌となる有機物を流してしまうなんて勿体な過ぎる。
今回は入水量も絞りに絞って泥水さえ流出させませんでした。
この写真、まさに「乳海撹拌」!?
これは翌日の写真ですが、泥が落ち着いてます。
高低差も均一に仕上がり満足。この高低差をだいたいでやると後で泣きをみることになる。田面が見えるところから草が喜んで繁茂するからだ。
しかも今回の早期米の苗がちっさいので、あんまり深いところがあると水没してしまうからね。
いざ。初めて箱苗やってみました。いつもだと畑苗代で育苗するんだけど、なんせこの時期。気温が低いので箱に籾まき、ブルーシートで保温しながらの育苗。
しかしちっさいですねえ〜。一般的には機械植えだからこれくらいがいいんでしょうが、当農園は手植えですから。果たして。。
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